2021.09.24
共著論文が公開されました.
PLOSONEに共同研究がacceptし,公開されました.
本研究は,腰痛を有する就労者の体幹の運動障害について,三次元動作解析装置を用いて定量的に分析しました. その結果,腰痛を有する就労者は,重い物を持ち上げる際の体幹の運動速度が緩慢となっており,それは単なる腰部に生じる痛みではなく,過去の痛み経験によって引き起こされる痛みへの恐怖心が原因となっている可能性が示唆されました. 就労者の作業動作を評価する場面では,痛みに関する心理的要因も考慮する必要があると考えられます.
Ren Fujii, Ryota Imai, Shinichiro Tanaka, Shu Morioka.