理学療法士:今井亮太によるPain&Rehabilitation laboratoryは、”疼痛”を中心に痛み・術後痛・Virtual Realityの研究を行っています。主に筋骨格系筋疾患に対する新しいリハビリテーション評価や治療法の構築を行っています。

お知らせ

INFORMATION

2021.09.10

筆頭論文がPublishしました.

The knee IF:2.2にアクセプトした論文がPublishされました.

術後1週間の疼痛強度を用いて,Pain trajectory(傾きと切片)を算出することで,1年後の疼痛強度を予後予測できる可能性を示唆しています.ある一時点,術後翌日,1週間後,術前の疼痛などでは予測できないことが明らかとなっています.
本研究ではさらに,決定分析を実施し,術後慢性疼痛(Chronic post-surgical pain:CPSP)を予測するため値(カットオフ値のような値)も算出しております.
術後1週間からPain trajectoryを算出することで,CPSPが判断しやすくなると思います.

Ryota Imai, Tomohiko Nishigami, Takanari Kubo, Tomoya Ishigaki, Yuta Yonemoto, Akira Mibu, Shu Morioka, Tadashi Fujii,
Using a postoperative pain trajectory to predict pain at 1 year after total knee arthroplasty, The Knee, Volume 32, 2021, 194-200.

pagetop